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京都大作戦2016 ~吸収年!栄養満点!音のお野祭!~ 1日目参戦記録

公開日: 最終更新日:2017-07-14

京都大作戦2016

愛してやまないバンド、我らが10-FEETが毎年7月に宇治で開催してくれる「京都大作戦」!!今夏も無事あの丘に戻ることができ、9年連続9回目の参戦ができました!

2014年の京都大作戦レポは沢山の方に読んでいただいたのですが、2015年分は書きかけのままお蔵入りさせてしまい…「2016年は絶対UPするぞ!」と意気込んで当日にセトリをメモしていた今年も、結局下書きのまま出すタイミングを失ってしまいました。

…と思ったら、Adventarに「ロックバンド Advent Calendar 2016」というステキなお題が上がっているではありませんか!!

大好きなロックバンドが沢山出るフェス、ということで、私は「京都大作戦」についてUPさせてもらいます!!(長くなりすぎたので、まずは初日分を公開します。2日目は後日公開…必ず年内には!!)

梅雨の明け切らない7月頭に開催される京都大作戦ですが、今年久しぶりに両日快晴でした!!嬉しい限りだけど、昨年書いた「夏フェス参戦の持ち物・準備など備忘録(特に雨の日仕様)」に沢山アクセスしてもらったのに、実際は雨対策が全く不要で申し訳なかったです…m(_ _)m

まずは7月2日の土曜日、初日のレポをどうぞ!(セトリは自分のメモもあるし、ネットでも確認できるけど、MCはもうだいぶうろ覚えです。間違ってたらごめんなさい!)

京都大作戦2016 1日目(7/2)

Fear, and Loathing in Las Vegas

  1. Acceleration
  2. Jump Around
  3. Rave-up Tonight
  4. Party Boys
  5. Let Me Hear
  6. Virtue and Vice
  7. Love at First Sight

タイムテーブル発表時、京都大作戦初出演のベガスがトップバッターだったのには驚きでした!

MCでは、今年10-FEETのツアーに呼んでもらって距離が縮まったから、京都大作戦にも出させてもらえるかもって「7月空いてるんですよ〜」ってアピールしてたら呼んでもらえた!しかもまさかの源氏ノ舞台で、トップバッターで、サプライズが過ぎる!!って感じのことを言ってはりました。

最初は酎ハイ片手に後方で見てたけど、野外で後ろだと電子音のあるバンドはどうしても音のバランスが悪くて…やっぱり前で見たいー!!ってなって、急いで飲み干して前方に移動。初っ端から何なのああもう楽しい〜!!って、大作戦モードに入れました!

「初出演で源氏ノ舞台に立たせてもらったけど、今度は牛若ノ舞台でも演ってみたい」というMCに会場は「おおおお〜!」と大盛り上がり。来年は牛若にベガス、来るかな…めっちゃ見たいやん!!

牛若では「ヤバイTシャツ屋さん」が大暴れ!

牛若で「ヤバイTシャツ屋さん」見てた友達の「ヤバTめっちゃヤバかった!ヤバイ、めっちゃ良い!めっちゃおもろい!」という感想を聞いて、そっちも見たかったなぁ…と、早速「体2つ欲しいモード」に突入しました。

ロックバンド Advent Calendar 2016で私の前日に担当されたmzsmさんの記事「KANA-BOONと一緒に育ったバンド達」の中でもヤバTが紹介されていました!この記事、素晴らしいまとめ力でめっちゃ読みやすいです!あーーまた気になるバンド増えてしまう!!

RHYMESTER

  1. ONCE AGAIN
  2. Still Changing
  3. ライムスターインザハウス
  4. スタイル・ウォーズ(新曲)
  5. B-BOYイズム
  6. ザ・グレート・アマチュアリズム
  7. K.U.F.U
  8. The Choice Is Yours

次は5年ぶり2度目の出演、キングオブステージ、ライムスター!

さすがベテラン、圧巻のパフォーマンスで、オーディエンスは皆自由に体を揺らしていて、ダンスがド下手な私も安心して音に身を委ねることができました。

10-FEETと「focus」やってくれないかなってだいぶ期待してたけど、コラボは無しでした。でも舞台袖でノリノリで見ているTAKUMAさん、途中でカメラマンとしてステージに乱入してくれました!

最後の「The Choice Is Yours」は翌週に控えていた参院選、他人事と思わずちゃんと投票に行けよ、自分で選べよ!っていうメッセージとして受け止めました。

04 Limited Sazabys

  1. 【リハ】Remember
  2. 【リハ】nem…
  3. 【リハ】days
  4. monolith
  5. fiction
  6. cubic
  7. climb
  8. Chicken race
  9. midnight cruising
  10. Terminal
  11. swim

昨年の「牛若の舞台」から「憧れの向こう側・源氏の舞台」にやってきました!今年ブレークバンドの1つ、フォーリミーーー!!

音出しの時から本人達が出てきてしっかり演奏してくれて、開演前から会場は大盛り上がり!

フォーリミあけで牛若に移動すると決めていたので、泣く泣く後ろのシートエリアで見ましたが、後方に居ても高音ボイスも演奏も綺麗に聴こえていて、とても気持ち良かったです。

でも、丘の上からモッシュを見ていると、やっぱり自分もあの中に居たかったな…と、前に行かなかったことを後悔しました。ライブハウスでも見たいなぁ。

体2つ欲しいモードの中、牛若に移動。初見のPOTも良かった!

MONOEYESを諦めるのにはだいぶ心の整理が必要だったけど、どうしても牛若でキュウソを見たかったこと、その前のPOTも気になっていたことで、swimを歌いながら移動開始。

POTはちょっとYOU TUBEで予習した程度だったけど、キャッチーで気持ちよい曲で、オーディエンスも飛んだりはねたり大盛り上がりでした!こんなん見たらまたライブ行きたくなるやん!!フロントマン皆がボーカルなんですね。

キュウソネコカミ

  1. 【リハ】メガシャキ(ちょっと)
  2. 【リハ】サギグラファー(新曲)
  3. 【リハ】ファントムバイブレーション
  4. メガシャキ
  5. 良いDJ
  6. KMDT25
  7. DQNなりたい、40代で死にたい
  8. ビビった

出演アーティスト発表でキュウソが「牛若の舞台」だった時は衝撃でした。案の定、入場規制かかりました。

音出しでもしっかり演奏も歌もMC(?)もしてくれるキュウソですが、まさかの新曲発表もリハでしちゃうの?!え、ファントムバイブレーションもリハで使っちゃうの…?!と最初から驚きの連続!

セイヤさんは京都の思い出として「二条に住んでた元カノ」の話をしてはりました。

DQNでダイバー続出する中、肩車している観客に「そこ、そのままストップ!俺もそっちに行く、俺はお前のその上に乗りたい!」と言いながら観客の頭の上を歩いて肩車されている人のさらに上へ!!見てる分にはめっちゃ面白いけど、下の人相当辛かっただろな…お疲れ様です。

その後一斉にダイバー達が前に送られる中、セイヤさんもイチダイバーとしてセキュリティーのお兄さんに持って行かれそうになっていました。

さすがキュウソ、ただただ、楽しかった!!

ROTTENGRAFFTY

  1. 【リハ】銀色スターリー
  2. 【リハ】その向こうへ
  3. 世界の終わり
  4. STAY REAL
  5. So…Start(新曲)
  6. D.A.N.C.E.
  7. This World
  8. 金色グラフティー

ダッシュで戻ってきました、源氏の舞台!友達に「音出しでその向こうへやったよ」と聞いてグギギ…ってなったけど、なんとか本編には間に合いました!

10-FEETと並んで、ロットンも大作戦でのホーム感、半端ないですね。

ロットンは昔から普通に好きだったけど、2年前の大作戦でドハマリして、それからワンマンにも行くようになりました。一昨年・昨年同様、ロットン(+ファン)の大作戦にかける意気込みが凄く伝わる、魂のライブでした。

未完成の新曲が披露されたのは、昨年10-FEETが「まだ未完成やけど、今作ってる曲やるわ。だってお前らトモダチやから…」って新曲を披露した流れで、京都に集まった同士にいち早く聴かせてくれたのじゃないかな。

東京スカパラダイスオーケストラ

  1. ルパン三世
  2. DOWN BEAT STOMP
  3. hammer ska(with 10-FEET)
  4. 閃光(with 10-FEET,NOBUYA,N∀OKI)
  5. 道なき道、反骨の。(with Ken Yokoyama)
  6. Punk Rock Dream(with Ken Yokoyama)
  7. Paradise Has No Border

いやぁ、スカパラが出るって分かった時から期待はしてたんですよ、でも期待以上でした。そう、怒涛のコラボ祭り!!

10-FEETとのコラボは予想してたけど、ロットンのNOBUYAさんとN∀OKIさんも呼んでの「閃光」は嬉しいサプライズでした!

そして「この人とここで一緒にやるのが夢でした!」と言って呼んだのはKenさん!!これも期待していたのでめっちゃ嬉しかった!!そして予想外だったのは「Punk Rock Dream」のコラボ!!

今年も最高に贅沢で楽しいパフォーマンスを見せてくれました!多幸感溢れるステージに「スカパラ兄さん、ありがとう!」と叫びたくなります。

Ken Yokoyama

  1. Maybe Maybe
  2. Punk Rock Dream
  3. This Is Your Land
  4. I Won’t Turn Off My Radio
  5. Ricky Punks III
  6. A Beautiful Song
  7. Pressure Drop

昨年の大作戦で「これからはメディアにも出ていく」と宣言してはったKenさん。この1年、TV出演やCDリリースなど大活躍で、ロックミュージックを一部の音楽好きのモノだけにせず、広く伝えていこうとしてはる姿は、ロックファンとして嬉しいですね。

人の上に人がいっぱい転がりまくり、今年も安定の盛り上がりっぷりだったけど、MCはなんだか優しくなった気がしました。

「京都大好きだぜ。日本大好きだぜ。10-FEETが作ってくれた場所をみんなで守るんだよ。」っていう言葉からの「This Is Your Land」で泣けてきて、「I Won’t Turn Off My Radio」のイントロが流れるともう、涙が止まらなくなってしまいました。

10-FEET

  1. goes on
  2. 4REST
  3. super stomper
  4. Freedom
  5. nil?
  6. 1sec.
  7. アンテナラスト(新曲)
  8. RIVER
  9. 【En1】TRUE LOVE
  10. 【En2】その向こうへ
  11. 【En3】風

「そして伝説へ」のSEが流れ、いよいよだ〜っていう高揚感と、ああ、1年間待ち続けた1日目がもう終わってしまうんだという感傷的な気持ちが入り交じります。

10-FEETの中でというか、人生で好きな曲トップ3ぐらいに入る「goes on」が始まった瞬間、プチンと糸が切れて、そっからはもう、記憶にないです。後悔しないように、全体力を出し切ってはしゃいでいたと思います。

そして皆が待ち望んでいた4年ぶりの新曲「アンテナラスト」。リリース前にα-STATIONで流れて初めて聞けた時は感涙で、生で聴けるのをめちゃくちゃ楽しみにしていました。

「言いたいこと全部言ってしまうと、逆に伝わらへんこともある。言いたい気持ちをぐっと飲み込んで、必要最小限のことだけ言う、おばあちゃんはそういうのが上手やったな〜」…という感じのMCで、アンテナラストがはじまり、もう、涙腺崩壊でした。

そして、まさにこの時、3歳の息子を母親に預けてライブ参戦中の私、

「母の帰りを待つ私に
あなたじゃ嫌だと泣く私に
それでもあなたは優しくて
ずっと側に居てくれました」

の部分でも号泣。ああ、お母さん、ありがとう…。

この数年間TAKUMAさんは、周りからの必要以上の言葉に苦しんでいたのかもしれないな…と思いました。それはきっと優しさからの言葉なのだろうけど、「言葉足らず」ぐらいがちょうど良い時もあるのでしょう。

私も、つい言い過ぎそうになった時には「アンテナラスト」を思い出して、「伝えすぎない優しさ」を出来るいいオンナになりたいな。

アンコールではKOUICHIさんボーカルの「TRUE LOVE」、NOBUYAさん&N∀OKIさん参戦の「その向こうへ」、そして「風」の大合唱で、幸せな1日目が終了しました。

毎度我ながら、長いですね…。2日目はまた分けてUPします!

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