Yoshipan Blog - diary -

何かを得るためには何かを犠牲にしなければいけないのか。

公開日: 最終更新日:2021-04-30

11月ももう終わり、今年もあっという間に終わりますね。毎年言ってます、@よしぱんですこんにちは。相変わらずバタバタの日々ですが、それでも秋の夜長に昔話を思い出すぐらいにはゆとりが出来てきました。

ここ数日、ふわっと考えていたことを吐き出してみます。誰得記事も、たまにはいいよね。

卒業から3年間、友達に全く会えなかった。

残り少ない学生生活を必死で満喫した大学4回生の冬。

時は超就職氷河期、苦戦しまくってようやく内定をもらったブラッ…某企業(さすがに今はホワイトになってるだろうと思ってたら、また某誌で話題になっているようで…)。忙しくなる覚悟はしていたつもりだ。だからこそ大学卒業までの数ヶ月は、週に何度も誰かの家に集まり朝まで飲んで、残り少ない学生生活を血眼になって謳歌した。

元々人付き合いが得意ではなく、人に嫌われるのが怖くて本音を出せなかった私が、初めて自分をさらけ出せる友達に出会えたのが大学のサークルだった。

あんなに仲良しだったのに…卒業後は全く会えなくなった。

大学卒業後、全国各地に就職した友達。物理的に離れてしまったことに加え、私は接客業で土日祝はもれなく出勤、会えるチャンスが無くなった。GWやお盆休み、年末年始は一番の繁忙期。忘年会の連絡が来ても「ごめん、仕事」としか返せない。

3年間で4府県に転勤し、引越の都度ネット環境を用意する余裕もなく、職場以外の人との繋がりは無くなった。

定時にタイムカードを押してからのサービス残業が当たり前、有給はもちろん、代休も取れずに連勤自慢。皆何処か体に異常をきたしていた。「辞めたい」と言えば翌日には会社の偉いさんが飛んできて「君のために新幹線で来たんだよ、君はそれだけの価値がある。今辞めたら絶対後悔する。」と説得され、何故か泣きながら「ガンバリマス」と答えていた。この頃には友達に会いたいという感情もなくなっていた。そんな暇があったら眠りたかった。

25歳で再スタート。新しい友達も出来た。

入社3年で退職し、再び学生に。

何度も「辞めたら絶対後悔する」と聞かされたけど、辞めた後の後悔は「なんでもっと早く辞めなかったんだろう」だけだった。命を削ってまでしがみつかないといけない会社なんて無い。人生はやり直せる。

貯金はあった(なにせ使う暇が無かった)ので、すぐに再就職はせずデザインの専門校(2年制の職業訓練校)に通った。デザインの勉強という未知の世界、作品の合評会ではガチで泣いたりもしたけれど、ここでは一生モノの友達に出会えた。大人になってから深く付き合える友達が出来たことはめちゃくちゃ幸せだと思う。

自分がやりたい仕事をしようとWeb業界へ。

授業でオフセット印刷機を動かしたり、グラフィックのデザイン事務所にインターンに行きながら「自分が一番好きなことは何か」を考え、Webの世界に飛び込むことにした。Webデザインは授業でも習ったけど、HTMLやCSSはほぼ独学でポートフォリオを制作した。

Webの制作会社に就職し、同業者にも沢山の尊敬する友達ができた。移り変わりの激しい業界で、新しい技術を身に着け発信している人たちは輝いて見える。凄いなぁって思う。私もこの世界で、負けずに頑張りたいなと思った。いい歳になっても、まだまだステキな出会いがあることがありがたかった。

20台後半になって、昔の友達に会えるようになった。

フリーに転身、時間の融通がきくように。

フリーに転身して心と時間に余裕が出来た頃、SNSのお陰もあってまた大学時代の友人と連絡が取れるようになった。私の不義理のせいで切れてしまった縁が、また繋がった。数年ぶりの再会でも、会えば「昨日の続き」のように自然に会話が続く。むしろ話は尽きない。

忙しさに翻弄されて、友達に会えなかったのは私だけじゃなかった。

そこで気付いたのは、皆多かれ少なかれ私と似たような状況で、人と連絡が取れない時期があったということ。社会人になってからの数年間は環境の変化にいっぱいいっぱいで、旧友に会えなくなることは珍しくないのだろう。

再会した友人達とは、ちょっと豪華なご飯や旅行も楽しんだ。「毎週末集まって安いお酒を朝まで飲む」といった学生時代のささやかな幸せとは違うけれど、「たまに会えた時はちょっと贅沢する」社会人らしい遊び方が出来るようになった。(これは自由にお金を使える独身限定かも…)

10年後に待っていたのは後悔では無く、レベルアップした友達との新しい繋がり方だった。

ブランクも無駄ではなかった、と思う。

面白いのは、それぞれの業界・分野で、何かしらの成果を上げて立派になっている人の多いこと!そしてそれぞれの得意分野が、お互いの仕事に活かせるようにもなってきた。

私は今、東京のシステム会社でプロデューサーをやっているCちゃんからリモートで、お仕事を継続してもらっている。お互い一度は違う業界に行った身だけど、今こうして仕事で繋がっているのが嬉しい。

起業する友達には、大学時代の親友で今は行政書士のAちゃんが力になってくれる。

「社会人になる」ことで犠牲にした「友情」。実際は犠牲になんてなっていなくて、皆それぞれの場所でもがきながらレベルアップして、再集結に備えていたのかもしれない。

何かを得るためには何かを手放さないといけないのか。

人生は取捨選択の連続だ。特に女性の場合、結婚したり子どもができると手放さないといけないモノが多くなる。でも最近、そうやって諦めていたモノゴトが手元に戻ってくることが続けてあって、「一時的に手放しても、その気になればやり直せるし、取り戻せるんじゃないか(※ただし恋愛関係は除く)と感じている。望み通り2人目を妊娠できていたらまた違ったのかもしれないけど、それでも数年先送りになっただけだろう。

昔のように頻繁には友達に会えない。でも(私が変なネットワークビジネスにハマって旧友を勧誘しまくったりしない限り)生涯友達でいられるという自信がある。転勤や転職、起業、結婚・出産など人生の転機で年単位で会えない時期があっても大丈夫。一時的に離れてもまた何処かで繋がって、何十年後、この人達のお葬式には行くだろうし、私が先に逝けば泣いてくれると思う。

結婚や引越などで疎遠になってしまった人達もいる。だけど時が来たらまた巡り合えるかもしれない。その時には胸をはって再会できるよう、毎日精進しよう。

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