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しまじろう映画で映画館デビューしてきたよ。

公開日: 最終更新日:2018-12-27

しまじろう映画「しまじろうとにじのオアシス」

確定申告前後の無理がたたったのか、がっつり風邪をひいて丸2日寝込んでしまいました、@よしぱんですこんにちは。息子の発熱で業務が止まることは年に何度かありますが、自分自身が38度超えたのは4年前に一家揃って手足口病にかかって以来です

夫が単身赴任で息子と2人暮らしの我が家だけど、実家の両親に保育園送迎から息子のご飯・お風呂まで、めちゃくちゃ助けてもらいました。もしも周りに頼れる人がいなかったらどうなってたのだろう…と、孤育ての恐ろしさも感じました。今日はお布団から簡単に投稿できるものを…。

劇場版しまじろうのわお!『しまじろうと にじのオアシス』

2013年から毎年3月に「劇場版しまじろうのわお!」が映画館で放映されていて、今年の「しまじろうとにじのオアシス」は5作目になります。

戦隊モノにはあまりハマらない息子だけど「しまじろう」は大好きで、ベネッセ様への課金「こどもちゃれんじ」は続けています。昨年は夏とクリスマスの2回「しまじろうコンサート」にも足を運びましたが、映画はスルーするつもりでした。

過去記事:しまじろうコンサートに行ってきたよ。

毎週土曜日は「しまじろうのわお!」をモチベーションに朝起きる息子、番宣で映画の存在を知ってしまいました。「しまじろうの映画行きたいなぁ!」「映画館はいつ行けるの?!」とアピールするように…。

前売りチケット(こどもちゃれんじ会員価格があった)を買っておけば良かった…と後悔したけど、イオンシネマならイオンカードで割引してもらえるので無問題でした。(イオン株主優待カードだと割引+ポップコーンももらえてさらにお得です!)

初めての映画館デビューに最適!しまじろう映画の特徴

子どもの生まれて初めての映画「ファーストシネマ」体験ができるよう、様々な配慮がされています。

  • 暗くなりすぎない
  • 音量も大きすぎない
  • 声を出しても良い(むしろ観客を煽って大声を出させるスタイル)
  • というか客席参加型(紙製メガホンが配られ、劇中に応援したり振り回したりできる)
  • 時間も長すぎない(60分ほど)
  • 途中休憩がある(30分ほど経ったところで6分間の休憩タイムがありました)

ただ…本編開始前の映画予告が割と長くて、お昼過ぎだったこともあって息子は予告編でウトウトしていました…。

『しまじろうと にじのオアシス』感想(ネタバレ注意)

※以下、ネタバレを含みます。これから鑑賞予定の方はお気をつけください。

子どもを引きつける見事な構成・煽り・コール&レスポンス

いきなり物語が始まるのかと思いきや、まずはDJガオガオさんが出てきて音楽に合わせて登場人物を紹介するという斬新なスタイルでした。予告編でウトウトしていた息子、このまま本編でも睡魔に勝てないのじゃないかと心配だったけど、大好きなキャラクターの紹介ですっかり元気に。ベネッセさん、さすが子どもの扱いに慣れていますね。

そしてお決まりの「みんなー!こーんにーちはーー!」→「声、ちっちゃくない?」からのやり直しを繰り返すやーつで気づけばキッズ達は皆メガホン片手に大声を出していました。

物語にもしっかり参加

子どもの声出しウォーミングアップが終わったところで映画本編が始まりますが、物語の途中でも「みんなもメガホンを持ってがんばれーって応援してね!」とか「みんなもメガホンを上にあげてくるくる回して!」など、都度観客席を煽ってくれるので子ども達は必死で物語に参加していました。

休憩6分は微妙だった…

子どもがのめり込んだところで6分間の休憩タイム。2〜3歳の子もターゲットにしているから仕方ないのだけど、待つには長いし、トイレに行くには短くて、中途半端でした。一応息子に確認すると「トイレに行く」と言うので連れて行ったのですが…

休憩明けが今回の目玉曲「まえにすすもう!てをたたこう!」だった!!

案の定大きなシネコンだとトイレが遠くて6分は短くて…劇場に戻ると、なんと今回の目玉でもある連動曲「まえにすすもう!てをたたこう!」がほとんど終わっているではありませんか!!

毎週「しまじろうのわお」で流れていて息子もお気に入りの曲だったので結構ショックでした。当の息子は気にしてなかったので良しとしますが…。

ライムスターのMummy-Dさんがしまじろうの歌を歌っているのがなんとも面白いですね…。

物語の内容も良かった!

内容に定評のある「映画しまじろう」ですが、ぶつ切り(これも乳幼児を飽きさせない工夫なのだと思う)の割にはちゃんとストーリーに感動もできました。

息子が「面白かったー!」と目を輝かせているのを見ると、過去作のDVDも買いたくなっちゃいます。

世の中にはまだまだニッチな市場があるのかもしれない。

もう少し大きくなったら「映画ドラえもん」とか観られる映画も増えるのだろうけど、乳幼児を安心して連れていける映画って他には無いよなぁって思います。

「泣くかもしれない子どもを映画館に連れて行くなんて言語道断!数年ぐらい待てよ!」と言われるのが普通だろうけど、「子どもが泣いても騒いでもOKな映画を作ろう!」と考えて映画館に新規顧客を呼び込んだベネッセさんは、ニッチ開拓に成功しているのだと思います。

ライブハウスとかクラブとか普段は子どもが入れないような場所も、うまいこと発想の転換ができれば「平日の昼間」のアイドルタイムに何か面白いことができるかもしれないなぁ…なーんて、ちょっぴり夢をもらった三連休の最終日でした。

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