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第20回リクリセミナー「Webディレクターの頭の中」に参加したよ。

公開日: 最終更新日:2017-10-12

リクリセミナーの手書きメモ

先週末は久しぶりにWeb系のセミナーに参加しました、しかも2日続けて!すっごく勉強になったし、三次元で沢山の方にお会いすることも久しぶりだったので刺激いっぱいの週末でした。絶賛知恵熱@よしぱんです。

では、2014年10月25日(土)に開催された第20回リクリセミナー「Webディレクターの頭の中」の記録を…書き始めたらどんどん長くなってしまって、2晩かかってしまいました。

月曜日に書きながら、このお二方はもうUPしてはるだろうなと思って覗いてみたらやっぱり上がってました。早い!

第20回リクリセミナー「Webディレクターの頭の中」 に参加してきました。|ふにろぐ
…なんと分かりやすくまとまっているのでしょう!!当日の内容が知りたい方はみんなふにろぐ見に行ってください!第20回リクリセミナー「Webディレクターの頭の中」の後に続くもの | withComputer
…私がこれから書きたかったことが記事前半部分に美しくまとめられていました。私が書くより何十倍も分かりやすいわこれ。記事後半の角南節がまた素晴らしく、そして反省。(って数年前も角南さんのお話聞いて反省したのに、未だ変化していない私よ…)

お二方のブログが素晴らしすぎて若干心が折れていましたが、昨日のふにろぐのエントリー「セミナー参加後にブログで記事を書く本当の意味」を読んで背中を押してもらいました。

ものすごく満足度の高いセミナーだった。

記念すべき20回目のリクリ、とっても満足度が高かったです。豪華過ぎるスピーカー陣、濃い〜内容はもちろんですが、一番の秘訣は「タイムテーブルの組み方」じゃないかと私は思いました。

以下、勝手にタイムテーブルを三部構成に分けてみます。(意図しているものと違ったらごめんなさい!)

第一部(…自分・会社・業界が今後も成長し続けるために)

1(15分) …導入
自分のこれからについて語るときに僕の語ること -Webディレクターのための弁証法入門- / 加藤洋さん

2(15分) …部下育成セミナー凝縮
後進の育成のためにディレクターがすべきこと / 森田雄さん

第二部(…すれ違いを無くして円滑にお仕事をするためのコミュニケーションノウハウを色んな立場・実体験から。)

3(45分) …メインディッシュ(今セミナーの本題)
ディレクターが身につけておきたいチームビルディング / 山田恵理子さん

(以下、長時間でも中だるみさせない、笑いと涙のショートセッション4連発!!)

4(15分) …制作者側から
兼業主夫がディレクターさんと上手に付き合う方法 / 山川祐一郎さん

5(15分) …ディレクター側から
サービス業から学んだコミュニケーションのコツ / 正木愉美さん

6(15分) …制作者側から
私を迷走させたディレクターの言葉 / 坂本典子さん

7(15分) …ディレクターと制作者の間で橋渡しする側から
なぜわたくしの参加するプロジェクトは炎上するのか / 藤田淳子さん

第三部(…「知らんがな!」と思わせないための伝え方実践講座)

8(120分) …正直ここまででもお腹いっぱいだったのに、ぺろりと食べられちゃった2時間のフルコース。
“誰がどうみてもそうとしか受け取れない文書”術 / 名村晋治さん

これだけセッション数が多ければ、中だるみしたり集中力が切れたりすると思うんですよ。特にショートセッションの連発ってテーマやクオリティがバラバラで「結局何が言いたかったんだろう…」ってなりがちですよね。でも、今回は全部のセッションが見事にリンクしていて、相乗効果でどんどん面白くなっていきました。

これは、主催のこやみー(@coyummy) さんが天才なのでしょうか。

望んでいることはみんな一緒。

誰だって、案件をスムーズに進め、良い形で終わらせたい。誰も炎上なんてしたくない。ディレクターもデザイナーも、発注者も受注者もみんなそう思っているのに、何故かこの世の中には炎上案件があふれています。

「コミュニケーションが大事」なんてみんな知ってるし、だから一生懸命コミュニケーションしてるつもりなんだけど。

今回は、この「つもり」をいかに無くすかが、1つのテーマだったと思います。

お互いの意図にズレが無いか、きちんと意思疎通するためにはどうすれば良いのか、「頭の中まで知らんがな!」と思わない思わせないための対策。

それらを色んな立場の方が色んな切り口でお話されるので、共感いっぱい、そして明日使えるノウハウもいっぱいでした。

以下、各セッションの感想を簡単に…

私の主観なので、スピーカーさんの意図とは違うかもしれません。セッション内容は、各スピーカーさんのスライドをご覧ください。

自分のこれからについて語るときに僕の語ること -Webディレクターのための弁証法入門- / 加藤洋さん

物事は螺旋のようにぐるぐると発展していく、単独で発展するのではなく、周りの影響(外部刺激)を受けながら進化していくとのこと。

きっと私も、この先(特に何も考えなくても)いろんな人や物事の影響を受けながら変化(進化・退化)していくのでしょう。

でも、3年後に自分がどうなっていたいかを考えることで、意識して螺旋を登っていくこと、良い影響を受けられる環境に自分を置くことが出来るんじゃないかなと思い、身が引き締まりました。

後進の育成のためにディレクターがすべきこと / 森田雄さん

シチュエーショナルリーダーシップから一歩進んで、高い技能(D4)に到達した部下の意欲や成長を止めないために上司がすべきことのお話。部下のフェーズ(D1〜D4)を1年目・2年目…と考えるのが分かりやすかったです。

確かに私自身、この業界に入って2〜3年目が一番意欲的に勉強してたなぁ…。部下がD4に到達したら次のステージへと上げて、またD1に戻すことがモチベーション維持・成長のために大事。私も前職・前前職では部下を育成する立場だったけど、そこまで考えてあげられなかったなぁと反省しました。

最初は「森田雄さんがショートセッション?!なんてもったいない!!」って思ったけど、すごーくお高い人材育成研修を受けたような気分になった、凝縮の15分でした。

ディレクターが身につけておきたいチームビルディング / 山田恵理子さん

ちゃんとコミュニケーションしてるのに起こってしまう「すれ違い」。その人の中の「常識」や「言ったつもり」、「空気読んでね、行間読んでね」の数々…「あるある!」な具体例を挙げながらのセッションは、とても分かりやすく面白かったです。(「空気は吸うものです」に爆笑。)

私は制作会社さんから外注パートナーとして仕事を受けることもあるけど、最初に社内ルールをまとめたドキュメントをもらえるとあれこれ迷わず制作できるし、無駄なやりとりも減って有り難いです。でも現実は無いことの方が多いですね。

…これ、自分の方でドキュメントを持っておいて、受注した時に制作会社さんに渡して回答を入れてもらう方式もありだなぁと思いました。

兼業主夫がディレクターさんと上手に付き合う方法 / 山川祐一郎さん

気づいたことをこちらからどんどん聞き出す「先手コミュニケーション」は、ディレクターさんからも信頼してもらえるし、手戻りを減らせて自己防衛にもなるので、フリーの制作者には非常に大事なことだと思いました。

そして私は兼業主婦なので、兼業主夫の立場からの「仕事と家庭の両立」のこと、もう、めっちゃくちゃ共感でした!!家庭内での想定外のトラブルの発生(私の場合、息子が熱を出して保育園を休む、夜間作業がある日に限って息子がいつまでも寝ない等)や、どんなに仕事が忙しくても一時中断して調理をしなければいけないこと(クライアントさんに「ごめんなさい、今ここまで出来ています、続きは息子が寝た後で…」というメールを送ることもあったり…)、同意し過ぎて泣けました。

山川さんの喋りが上手なのと面白すぎる内容に、爆笑爆笑、そして涙でした。Web業界に限らず、家事と仕事をしている全ての人にスライドを見て欲しいです。あと、誰かに家事をしてもらいながらお仕事している人にも見て欲しいです。山川さんの家事時短術セミナーがあったら受講したいよ…。

サービス業から学んだコミュニケーションのコツ / 正木愉美さん

ミユッコさんがアパレル店員だった頃の接客ノウハウが、ディレクションにも活かせているというのがとても面白い切り口でした。私もWeb業界に入る前は服屋勤めだったのになぁ…この切り口なんで思いつかなかったんだろう…。

一番刺さったのは「自分がボールを持つ時間はできるだけ短く」という部分。私、持っちゃうタイプなんだよな…自分でボール持ったまま右往左往していることがよくあります。うはぁ…今週からはメールは即レスします!!

「こっちは待ってますよ」のアラートをちゃんと出すっていうのも苦手な部分だと反省。他にも「安請け合いせず代替案」や「ミスを防ぐ対策」など、今日から使えるTips的なことが詰め込まれたセッションでした。

私を迷走させたディレクターの言葉 / 坂本典子さん

山川さんに続き、典子さんも制作者からのセッションで、内容は「実体験→解決策」で分かりやすく、そして同意の嵐でした。特にビジュアルデザインはディレクターさんとの意思疎通が難しいですね。

可愛らしいスライドの途中、ディレクターの「僕のアタマの中にはある」という言葉に「アタマの中まで知らんがな!」という強烈な1ページが!!これ、今回のセミナータイトル「Webディレクターの頭の中」とも上手く呼応していてめちゃくちゃ面白かったです。

「ディレクターもデザイナーもクライアントも、全員が分かる言葉で指示を出しましょう」って当たり前のようだけど、私自身、制作会社でディレクターをしていた時にデザイナーさんに「うーん、なんか気持ち悪いねんなぁ…」とか言ってしまってたなぁと懺悔しました。「キモチワルイは指示ではなく感想」…仰る通りです…。

なぜわたくしの参加するプロジェクトは炎上するのか / 藤田淳子さん

まず、タイトルから爆笑!!「わたくしのプロジェクトは99%炎上します」という潔い発言に大爆笑でした。今まではディレクター(発注者)か、制作者(受注者)の立場でのセッションでしたが、藤田さんはIAさんで、「ディレクター→IA→デザイナー」の真ん中に居はります。

「そうだ、燃やそう」にはさらに爆笑だったけど、「Webだけを考えている」指示を元に設計してデザイナーに渡すぐらいなら、燃やしてしまってでも突き返し、何のために作るのか、タッチポイントはWebだけなのか、Webの先にあるユーザーの体験価値は何なのか…をきちんと詰めて制作すべきだ、という、信念を感じました。(違ってたらごめんなさい!)

ショートセッション4連発の最後にこの強烈なセッション!!爆笑だったけど、とても考えさせられる内容でした。私は個人制作だけど、クライアント→代理店→自分と下りてくる間に「うーん、それって効果あるのかな…」ということにも時々出くわします。言われた通りに作っておけば炎上もしないしお金ももらえてスムーズに終わらせられるけど、ほんとにそれで良いの?とかとか…。

“誰がどうみてもそうとしか受け取れない文書”術 / 名村晋治さん

ここまででも十分お腹いっぱいなのに、これから120分のセッションだなんて!!しかも、これだけで単独セミナーになり得る濃い〜内容!!私の脳みそ、大丈夫かな…

始まるまではそう思っていたのに、開始早々見事に引きこまれ、あっという間の2時間でした。名村さんは超熱血なのに、声に色気があるから全然暑苦しく感じません。ああなんてずるいのでしょう!!

全セッションで共通テーマだった(と思う)「伝えているつもりを無くす」ための実践講座だと私は感じました。「頭の中まで知らんがな!」と思わせない文書術ですね。

「自分」と「相手」が分かる書き方だったらOK!…ではなく、「半年後に見た時に思い出せるか」「今日から新しく入った子が見ても分かるか」まで考えた文書を書こうと。

伝わる文書を書くための具体的な方法や、ツールの紹介、便利な使い方など、即使える内容も多く、気持ちの面でも実践面でもとても勉強になりました。

反省したのは自分のメールの書き方。あるディレクターさんは、私の送った内容にいつも7割ぐらいしかレスポンスをくれません。名村さんのお話を聞いて、これは私の書き方のせいだなぁ…と反省しました。忙しい彼が外出先でスマホで読むには文章が長すぎたのでしょう。

うまく伝わらなかった時、相手ではなく「100%自分の発信方法に責任がある」と認識するという言葉を肝に命じ、正しく伝わる文書を心がけようと思います。

ああ、やっぱり簡潔には書けなかった…

絶対に長くなると思ったから「1セッションあたり3行で」感想を書こうと自分に縛りを入れました。早々に「3パラグラフでもいいよね」とルールをゆるめたけど、最後はそれも崩壊しちゃいました…。

簡潔に文章を書くための訓練はまだまだ必要なようです。

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