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せめて1日の5%を自分のために使えば良かった。

公開日: 最終更新日:2017-01-20

育児日記

電車の乗り継ぎとタイムマネジメントが何より苦手な@よしぱんですこんにちは。元々時間の使い方がド下手くそなのに、子どもを産んでからは子育て以外のことが何も出来なくて…今日はそんな私の反省文を。

息子が1歳になるまでは初めての子育てに無我夢中でよく分からないうちに過ぎていたような、まさに「あっという間」の1年間でした。

24時間、子どものこと(と、母乳のこと)ばかり考えていた。

子どもと一心同体の生活。iPhoneの写真フォルダは成長していく我が子で埋め尽くされ、iTunesでもっとも再生される曲はPerfumeから童謡に代わりました。

貴重な貴重な自分の時間は、まずは育児日記の記入タイムに。
PCを開けば子育ての心配事を検索。ネットショップでポチるのも子供服や子ども用品ばかり。

離乳食が始まれば、子どもが寝ている間は台所で食材を煮込んで潰して小分け冷凍保存。
Evernoteにはクリップした離乳食メニューが溜まっていきました。

育児書も沢山読みました。自分でも買ったし、図書館でも借りました。市の図書館の育児書はほとんど全部、私が借りた形跡があるんじゃないかな。

育児に没頭した1年間、いいことも沢山あった。

生後3ヶ月

こうして自分の全ての時間を子どもに捧げた1年間は、めちゃくちゃ大変で、いつも寝不足で、悩むことも多かったけれど、今振り返るととても幸せな時間だったと思います。

子どもを通じて大切な友達にも出会えました。
テレビドラマの影響で「ママ友」ってドロドロした印象があったけど、実際は気さくで面白い人ばかりだったし、悩みを共有し、励ましあう「同士」です。
結婚をきっかけに見知らぬ土地に引っ越した私にとって、近所に頼れる友達が出来たのは心強かったです。

子育てと仕事の両立は、できなかった。

4月から息子を保育園に預けることができ、仕事復帰できました。
それまでは待機だったので、新規案件はお断りして(とっても魅力的なお仕事を泣く泣く断ったことも何度かありました…)以前から担当している案件のみを受けていたのですが、それさえもまともに出来ませんでした。

周りからはよく「在宅ワークなら子ども見ながら出来るからいいわね」と言われたし、自分自身、出産するまでは仕事量を調整すれば出来ると考えていました。現実はそんなに甘くなかったです。

普通なら1人日で出来るような仕事が、3日あっても終わらない。

同室に小さな子どもが一人いるだけなのに。

機嫌よく遊んでくれているからとPCに向かうと速攻でやって来る息子。PCを触らせないと号泣。電源を引っこ抜いて舐め潰したこともありました。お昼寝中に作業しようとすると、こちらの気持ちを察してか何故か一睡もしない。結局夜間作業になるのだけど、夜泣きや夜間授乳で中断続き。締切に間に合わない恐怖に震えながら徹夜した日もありました。

子どもを見ながらの在宅ワークは諦めた。

代理店さんに土日を挟んだスケジューリングをお願いして、夫に子守してもらって作業しました。平日しか無理な時は、実家にノートPCを持ち帰って実母に子守してもらい、どうにかやりくりしました。もちろんこんな働き方ではお小遣いにもならないぐらいしか稼げませんが…。

1日の5%だけでも、自分のために使えば良かった。

今、1年前の自分にアドバイス出来るなら、こう言います。

「1日30分だけでも、子育て以外のことに時間を費やすと良いよ。」

「時間がなくて出来ない!」といろんなことを放棄した1年間でしたが、育児書を読んだり子育てのことを検索する時間を少し減らして、

  • 仕事で必要な技術の勉強をすればよかった。(PHPやjQueryなどのプログラムの勉強や、デザインの良いWebサイトをチェックしておけばよかったな…)
  • 夫と一緒に英語の勉強をすればよかった。
  • 産後の体のメンテナンスや体型戻しもやっておけばよかった。(ゆったりヨガをする時間を持ったり、もう少しスキンケアをしても良かったと思う。)
  • 趣味だった鍵盤や三線もたまには弾けばよかった。

毎日ほんの30分でも捻出して継続していれば、「1年間のブランク」は出来なかったなぁと後悔しています。

子育てに没頭した「最初の1年」はとても貴重で思い出深い1年間だったけれど、引き換えに犠牲にしたものが沢山ありました。それは「子どもを産んだから仕方なかった」のではなく、私の「時間の使い方に対する意識」の問題だったと思うのです。

幸い、1年ちょっとで気付けた!まだ取り戻せる!これからは毎日30分、1日の約5%は自分のために使います!

…と決心してから1ヶ月間、ほぼ毎日息子の寝かしつけ(21時から1時間かかる)で一緒に寝落ちしてしまい、4時半に息子に叩き起こされて結局実現出来ていない自分に喝を入れるための記事でした。

はじめて育児 > 0歳育児・産後・授乳 タグ: , , ,

“せめて1日の5%を自分のために使えば良かった。” への4件のフィードバック

  1. はじめまして.突然のコメントで申し訳ありません。
    ひょんなことからこちらのブログに辿り着き、我が家も現在9ヶ月の怪獣がいるので興味深く読ませていただきました。(息子が昼寝してくれている隙をぬって^_^笑)
    『時間がなくてできない!』にとても共感してしまって、いてもたってもいられずコメントをさせていただいた次第です。
    私はかなりめんどくさがりなのでよしぱんさんのようにきちんと育児日記もつけておらず、なんだか色々と気がつかせていただけた気持ちです。有難うございます。
    食材の冷凍保存の記事もすごく参考になったので、これからもちょくちょく覗かせてください^_^

    • >ichigokanaさん

      すっっごく嬉しいコメント、ありがとうございます( ´▽`)
      9ヶ月といえば怪獣ちゃんも動き回るのが楽しくなる時期、ほんっと目が離せなくないですよね(^_^;)
      偉そうなこと書いておきながら私もまだまだ上手にやりくり出来てないけど、いただいたコメントを励みにガンバリマス!!
      お互い、手抜き息抜きしつつ頑張りましょね!!

  2. 2018年4月に出産し、母乳も思うように出ずら色々と不安な中たどり着きました。同じような思いをして育児された方がいて、とても励みになりました!
    また1日の5%を自分のために使い、楽しく子育てできるようマイペースにいきたいと思います。( ;∀;)

    • >いちごさん

      ご訪問&コメントありがとうございます!!
      生後2ヶ月ごろでしょうか…まだまだ大変な真っ只中ですね、日々の育児、本当にお疲れ様です!
      母乳、ほんっとうに悩みますよね…私も毎日不安で調べまくっていました。でも離乳食が始まれば今度は離乳食で頭がいっぱい、そして1年もすれば周りは「断乳いつする?」の話題で持ちきりになって…
      最初の1年って「はじめて」の連続で、めちゃくちゃ大変でした。
      いきなり1日5%は無理でも、5分10分でも、自分の時間を確保できると良いですよね!
      まだまだ24時間休み無し状態で大変だと思いますが、少しでもリラックスタイムを作って、日々を乗り切ってくださいね!!

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