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野菜嫌いの1歳・2歳児用「取り分け離乳食・幼児食レシピ」10選

公開日: 最終更新日:2020-01-27

野菜嫌いの幼児のためのまんまるおにぎり

現在4歳のノチオはハードな偏食&お野菜嫌いで毎食苦労しています。それでも1歳・2歳の離乳食・幼児食の頃に比べたら、大人と同じお料理を食べさせられるので随分ラクになりました。

好きな食べ物は「白ご飯!」、食が細くて数口で「ごちそうさま!」…そんな息子に(手を抜きつつ)しっかり栄養を摂らせるための「取り分け離乳食・取り分け幼児食」を紹介します!

我が家では0歳9ヶ月〜11ヶ月離乳食後期頃から下記メニューを取り分けていましたが、離乳食の進み具合に合わせて参考程度に見ていただけると嬉しいです。アレルギーをお持ちのお子様は摂取OKな食材に置き換えるなど、お子様に合わせた対応でお願いします。

汁物を食べてくれるなら無問題!

一番手っ取り早いのは「汁物」です。具だくさんのおみそ汁スープを飲んでくれたら、あとは白ご飯とメインのお魚orお肉or玉子料理を大人の半分ほど食べてくれたら十分!

少食の子は食卓に全品を一気に並べると「こんなに食べられないよ…」とやる気をなくしてしまうので、コース料理のように一品目に汁物を出すと良いそうです。

具だくさんおみそ汁

西京味噌のお雑煮風おみそ汁おみそ汁を飲んでくれる子にはもう、何も考えずに薄味おみそ汁にたっぷりのお野菜とお豆腐・油揚げなどを入れてあげましょう。

…残念ながら、長らくノチオには通用しませんでしたが…。

3歳のお正月に「西京みそ(白味噌)のお雑煮」を気に入って食べたので、それ以来時々白味噌のおみそ汁にお餅を入れて(お野菜はお餅に間違ってくっついてきた感を出して)食べさせています。

おみそ汁だけでなく具だくさんの「コンソメスープ」や「中華スープ」も取り入れて、「お野菜は汁物で摂れる!」状態にしておけば栄養の心配はなくなりますね。

ポタージュスープ(冷凍ストックで楽ちん!)

コンソメスープや中華スープを食べてくれるならラクなのですが…固形のお野菜だと口を開けてくれないノチオさん。ポタージュ状にすれば割と飲んでくれました。

▼お友達に教えてもらった子ども用のポタージュの冷凍ストックです。

  • じゃがいも(orかぼちゃ)・玉ねぎ・人参 をお鍋で煮込む(塩orコンソメキューブで味付け)。(お鍋じゃなくてシリコンスチーマーでレンチンでもOK!)
  • 煮汁と一緒に潰す。(フードプロセッサーやミキサーがあれば楽ちん!)
  • 1食分ずつ分けて冷凍。(離乳食のフリージングで大活躍!蓋付き製氷機が便利!→凍ったらジップロックに移して保存。)
  • 都度、電子レンジで解凍し、牛乳(or豆乳)で伸ばす。

この冷凍ポタージュストックさえあれば、「あーー今日は子どもが食べられるお料理が少ないわ…」って時にも安心です!

冬はお鍋が最強!毎日お鍋にしたい!

冬の食卓の救世主、お鍋。取り分け離乳食としても万能選手です!

子どもが大きくなるまでは市販の「お鍋スープ」は諦めて、無添加のだしパックなどで味付けしましょう。美味しいポン酢やゴマダレを用意しておけば、大人もお鍋を満喫できます!

息子はお鍋のお野菜は好きじゃないけど、シメのおうどんは大好きです。なので「このお野菜を食べないとおうどんが入れられないよー!」という姑息な手段を未だに使っています。

(2020.1.27追記)スライサーで「細切り大根」をお鍋に入れるのオススメです!!


これ、最近教えてもらった方法ですが息子が麺やマロニー感覚で食べてくれるので、ヘビロテしてます!!人参もOK!すぐに味がしゅんでくれてすっごく美味しいです!!

子どもは皆大好き?!洋食メニュー

カレーライス・シチュー

カレーシチューを食べてくれる子なら、週に1〜2回のローテーションでも良いと思います!(保育園の給食で出ることも多いので被らないように献立チェックは必要ですが…。)

我が家は圧力鍋で一気に具材を煮込んだ後、大人用(中辛)と子ども用(甘口)でお鍋を分けて、ルーを入れています。トマト缶を使ったトマトカレーにしたり、チーズを入れることもあります。

息子は野菜の形が残っていると食べたがらないので、お鍋の中でお玉でお野菜を押しつぶしてよく混ぜ、お野菜の存在感を消すようにしています。

オムライスにお野菜が入っていることに気付き激怒する2歳児

オムライスにお野菜が入っていることに気付いて激怒する2歳児

オムライス

ケチャップライスに細かく刻んだ玉ねぎ・人参・ピーマンなどを入れますが、玉子で覆い隠せるので意外と食べてくれます。(※時と機嫌による)

「玉ねぎ入り」のミックスベジタブルを冷凍庫にストックしておけば、時間が無い時もささっと作れて便利です!

ナポリタン・スパゲッティ

麺類が好きな子ならこれもイケるかも…。ポイントはお野菜を細長くスライスしてパスタと一緒に湯がくこと。

麺と間違えて一緒にちゅるちゅるしてくれます。(これは最初は有効だったけど、だんだん気付かれてお野菜を指で選別するようになってしまいました…)

  • 玉ねぎやキャベツ・人参を細長くスライスして、パスタと一緒に湯がく。(パスタは湯がく前に半分に折っておくと、子どもも食べやすい。)
  • フライパンで刻みトマト(orトマト缶、トマトソース等)、ケチャップとパスタをあえる。(お好みでお塩やコンソメで味付けしてください。)

ひき肉は救世主!ハンバーグや餃子は成功率高し!

0歳からOK!ハンバーグ

取り分け離乳食にオススメ!ハンバーグ

0歳9ヶ月頃・離乳食後期からよく食べていたのがハンバーグでした。(鶏がOKなら鶏挽き肉、豚もOKなら豚ひき肉…という感じで。お豆腐入りのふわふわハンバーグもオススメです!)

「野菜食べない子の親あるある」ですが、ハンバーグには玉ねぎのみじん切りだけでなく、摩り下ろした人参刻んだピーマンも一緒に入れています。

大人も子どもも大好き!餃子!

我が家で成功率が一番高いのは餃子です!うちの子は0歳の離乳食後期から、大人と同じ「キャベツとニラがたっぷり入った普通の餃子」を食べていましたが、離乳食の進み具合によって具材は変えても良いと思います。

ワンタンスープなども食べさせやすいです。

ホットプレートで手抜きタコライス

お客さんが来た時にも使える楽ちんホットプレートタコライスです。

  • 玉ねぎと挽肉をホットプレートで炒めてケチャップ・ウスターソース・カレー粉などで味付け。
  • ホットプレートにご飯投入。我が家はここでピザ用チーズも投入。
  • 刻んだトマトと千切りキャベツ等をのっけて食べる。ホットプレートの端で目玉焼きを作ってもOK。

息子は生野菜は食べないけど、「挽肉チーズ炒め」状態のご飯は食べてくれます。なので、玉ねぎだけじゃなくて刻んだ人参やピーマンも挽肉と一緒に炒める姑息な手段をここでも使います。

やっぱり関西人だから…お好み焼きも大好き!

これ1枚で炭水化物・たんぱく質・ビタミンの全てが採れる万能選手、お好み焼き!普段おネギなんて絶対食べない息子ですがお好み焼きは好きなので、我が家は毎週末ホットプレートを出しています。

ノチオが1歳・2歳の頃は「オタフクソース 1歳からのお好みソース」を愛用していました。化学調味料・着色料・保存料・7大アレルゲン不使用で安心です!(パッケージを見せたいためにAmazonリンクを貼っていますが、スーパーや西松屋などで買った方が安いと思います。300円以下で買えるハズ!)

手間暇かけて離乳食を作っても食べてもらえないのがストレスだった。

丁寧に離乳食を作ってもどうせ食べてくれないのなら…

幼児食の盛り付けを工夫しても無駄だった

お皿や盛り付けを工夫しても効果はなかった。

離乳食初期・中期は順調だったのに、離乳食後期に入ってから急に食べなくなった息子。息子のためだけに一生懸命作った離乳食を毎日捨てるのは辛かったです。

育児書には「お野菜を食べない子ども対策」として「人参を星型に切って楽しさを演出してみよう♪」なんて書いてありましたが、見た目の楽しさが通用するのはもっと後、少なくとも2歳以降でしょう。

丁寧に離乳食を作ってもどうせ食べてくれないのならもう、できるだけ手抜きしてラクしよう。そう考えて可能な限り大人と同じものを食べさせる、取り分け料理を作るようにしました。

いかにお野菜の存在感を消すかがポイント…?!

▼偏食キッズ対策3箇条です!

  • とにかく刻んで調理!! … お好み焼きや餃子・ハンバーグなど、お野菜を細かく刻んで混ぜて調理をすればバレずに食べてくれる率が高いです。
  • とろとろに混ぜ込む!! … 納豆やお豆腐などに「湯でて刻んだ葉物野菜」を混ぜ合わせれば、一緒にちゅるるっと食べてくれることも。
  • 好物で覆い隠す!! … 海苔や薄焼き卵で覆い被せてしまえば勝率は上がります。お海苔にはいつも助けられています。

ただし、助産師さん曰く「やり過ぎ注意」とのことです。「ピーマン1つ食べられなくても人生困らないけど、ご飯と一緒に食べさせることで、白米まで食べられなくなったら大変だからね!」とのこと。特定の嫌いな食物がある場合は、無理強いしない方が良いですね。(大人だって多かれ少なかれ好き嫌いはあるのだし…)

朝食は鉄板メニューでイライラを削減。

普段のご飯はあの手この手で食べさせようと頑張りますが、忙しい朝は出来るだけ自分で食べて欲しいものです。なので、喜んで食べてくれるメニューで固定しています。

納豆が好きな子なら、納豆の中に刻んだほうれん草(もちろん冷凍ストック)などを混ぜてご飯にかけるだけで、「炭水化物・タンパク質・ビタミン」の3要素がクリアになります。

▼我が家の鉄板朝食です。途中で納豆を食べなくなっちゃったのが残念で残念で…。

  • 1歳〜2歳の頃 … ひきわり納豆+大根おろし+刻みほうれん草(冷凍ストック)をレンジでチンしてご飯にかけ、海苔を散らす。
  • 3歳〜4歳の頃 … 混ぜこみ若菜(市販のふりかけ)ご飯、チーズ・魚肉ソーセージ、果物。できれば汁物も。
  • 時々変化球で … チーズトーストやコーンフレークの日も。余裕があれば目玉焼きや果物を付けて。

最低限、白ご飯を食べていたらOK!!

なるべく「自然のモノ・旬のモノ」を食べさせたいと、添加物なども気にしながら奮闘してはいますが、食べてもらえないから意味がない!

「おかずはお供え物と思って並べてるわ。」「うちの息子もふりかけご飯で育ったけど、今めっちゃ背高いよ。」…と先輩ママに励まされ、考えすぎないようにしています。

白米は脳の栄養になるらしいので、ご飯を沢山食べていたらそれで良いやと考えています。

※ ほんまでっかTVでおなじみの脳科学者、澤口先生の著書「発達障害の改善と予防 家庭ですべきこと、してはいけないこと」で「子どもの脳のためには白米と魚が良い!」と書いてはりました。

(ごくごく稀に「お米アレルギー」の方もいるそうなので、お米を食べれば食べるほど具合が悪くなる…とかだと要診断ですが…)

突然食べるようになることも…!

幼児食の盛り付けを工夫しても無駄だった

頑なにお野菜(果物さえも!)を食べなかったのちおですが、3歳頃から突然茹でブロッコリーを食べられるようになりました。(積極的には食べないけど、食べさせると口を開けるように。)

4歳になって人参も食べるようになり、何故か切干大根も好きになりました。(麺感覚で食べられるからかな…?)

4歳半でお気に入りのドレッシング(キューピーのシーザードレッシング)ができて、レタスや千切りキャベツ・千切り大根など生野菜も食べられるようになりました!ノチオが生野菜を食べることなんて一生ないと諦めてたのに!!

離乳食・幼児食と苦労しまくって、普通食になった今でも一進一退の日々ですが、それでも少しずつ勝率は上がっています。他にも「お野菜嫌いの子どもにオススメのレシピ」をご存知の方がいらっしゃったら、是非是非教えてくださいねー!

 

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