成長が遅い子だからこそ味わえる感動もある。
公開日: 最終更新日:2018-03-14
アクセスログを見ると「1歳半 歩かない」「1歳 コップ飲みしない」等で検索して「1歳半の息子の出来ること出来ないことまとめ」を読んでくださっている方がたくさんいて、日本のどこかに同じように悩んでいるママさんが居るんだなぁと思いウルウルしております、こんにちは @よしぱん です。
あれから2ヶ月近く経ち、我が息子のノチオにも変化がありました!
(やっと)コップ飲みが出来るようになりました!
1歳半になっても自分でコップを持とうとしなかったノチオ。何度もコップの持ち手に手を添えさせチャレンジしたけど、一度やらないと決めたらテコでも動かない頑固っ子。保育園にはクラスでただ一人、ストローマグを持参していました。
1歳半の息子の出来ること出来ないことまとめを書いてから1週間ほど経った頃、そんな頑固息子のノチオに空前のおままごとブームがやってきました。
おままごとブーム到来!
私が台所に立っていると必ず入ってきて、勝手に食器棚を開け、お皿やお椀やスプーンを出して床に並べ、食べるフリを始めます。
(おい、私の作ったご飯は食べないくせに、エアご飯だったらめちゃくちゃ美味しそうに食べるじゃないか…)
そんな母の冷たい視線もお構いなしに、スプーンを舐め回します。
(ああ、また洗い物増えるヤツね…)
止めると仰け反ってギャン泣きするので、高価なティーカップなどは上段に移して、触られても問題無い丈夫そうな食器類を下に移動しています。
小さなお湯のみを手に取って…
食器棚の奥から小さなお湯のみを見つけ出したノチオはそれを手に取り、ゴクゴク飲むフリを始めました。
(おいおい、エア飲みだったら出来るのかよ!
………もしかして、お湯のみだったらリアルでも飲めるかも?!)
夕食時、そのお湯のみにお茶を半分程入れて食卓に置いてみました。
すると、拍子抜けする程あっさり、両手で持って飲み始めました!!
持ち手のあるマグカップでも飲んで欲しい
お湯のみで飲めるのだから、マグカップでも飲めるハズ…
だけど一度決めたら頑なに飲まないのが我が息子、ノチオです。
お湯のみと似た形態のコップなら飲むかもしれないと思い、色んなお店を探しました。
…ありました、しかも一番近所の100均に!!
プラスチック製の細長いコップ!しかもメイド イン ジャパーン!セリアさんありがとう!!
早速試してみると…
飲みました!!持ち手は使わず、両手でしっかりホールドしながら。
それから毎日少しずつ、逆やる気スイッチを押さない程度に持ち手に手を添えさせ、なんとかコップ飲みをクリア!!(無理やりさせると意地になって拒否するので、控えめに、少しずーつ進めました。)
普通の幼児コップでも飲めるように。
細長いマグを使い始めて1週間が経過した頃、普通の幼児マグも試してみました。
こちらも無事クリア!1歳6ヶ月と2週間で、ついにコップ飲みマスターです!!
(やっとやっと)歩けるようになりました!
こっちは本当に最近、1歳7ヶ月を過ぎてからです。
これまでも、おだてまくるとヨチヨチと数歩は歩きましたが、主な移動手段はもっぱらハイハイと伝い歩きでした。
お散歩に連れて行ったり、公園で遊ばせたりしても隙あらば四つん這いになって移動しようとするノチオ。世の中にはこの子が二足歩行したくなる場所なんてないのでは…と思っていました。
「歩きたい!」と思える場所があった!
お盆休みにお友達と琵琶湖へBBQに行きました。
どうしても浜辺に行きたいノチオ。最初は意気揚々とハイハイし始めましたが、もちろん濡れるので私達は必死で阻止。
「あんよで行こう!あんよだったら行くよ!」
私がそう言うと、ノチオは私の手を握り、湖に向かってヨチヨチと歩き始めました!!
(え?!歩けてるやん!!)
この日、呑んだくれてあまり動いてくれない母親に見切りをつけたノチオは、何度も何度もパパ(運転担当なのでシラフ)におねだりして、湖岸を延々お散歩していました。
翌日からはまたハイハイに戻ったけれど、毎日少しずつあんよの時間が増えていき、1ヶ月程で移動手段のほとんどが二足歩行になりました。
SNSが焦りの原因になることも
TwitterやFacebookなどSNSのお陰で高齢者多めの田舎に住んでいても「同時期に同年代の子育てをしている人たち」と交流が持て、悩みを共有でき、励まし合える、素晴らしい時代です。ブラック企業勤務時代以来の辛さを味わった新生児期、私は何度もTwitterのママ垢に救われました。
だけど、そんな愛しのSNSも自分の精神状態やタイミングによって、焦りの要因になることがあります。
成長の早い子達を見て無駄に焦ってしまう
コップ飲みもあんよも、周りの子は1歳前後で難なくクリアしていました。なんでうちの子だけ出来ないのだろう、何がいけないのだろう…あれこれ試してもやっぱりダメで、そんな時にSNSで自分の子よりもずっと月齢の低い子が普通に出来ていたりすると、ちょっと凹んでしまいます。
SNSにはこんな文章があふれています。
「え、うちの子もう走ってるんだけど!」
「うちはもう文章で喋れるし歌も歌ってるよ!」
比べても仕方ないって分かっているのに、自分の子だけが全然成長していないように思えることもあります。
でも、子どもには個性があるし得手不得手もあるし、出来ること出来ないことはバラバラです。ほとんどの人(もちろん自分も含めて)がSNSには出来たことだけを書くから、それが並んで皆が凄く成長しているように見えてしまいます。実際は、走れる子は言葉がまだだったり、歌える子は運動面では慎重派だったり、皆それぞれに特徴があるので焦ることは全く無いんですよね…。
ちなみにこういう投稿って、別に皆「うちの子自慢」で書いているのではなく、「もうこんなことが出来る驚き」でUPしている場合が多いので、もちろん誰にも悪気はありません。こういう投稿を見て勝手に凹んでしまう時期は、ちょっとSNSと距離を置いた方が良いかもしれませんね。ええ、一時期の自分のことでございます…。
待ち焦がれたからこそ愛おしい
成長が早い子の親は、沢山の「驚き」を体験できます。
でも、成長が遅い子の親が体験する「感動」は味わえないかもしれない、と最近思います。
うちは「ハイハイ」「つかまり立ち」「伝い歩き」が平均よりずっと早かったので、都度驚いていました。
「え、もう動けるの…まだ動かなくていいよ…」なんてTwitterに呟いたりもしました、ハイ。
だけど、ようやく歩けるようになった今感じる「感動」とは違ったなぁと思います。
初めてコップ飲みしてくれた時は、嬉しくて泣きました。
「やっと出来た、ついに出来た」という、安堵と達成感で胸がいっぱいになりました。
二人で手を繋いで歩く時は、未だに涙が出てきます。
いつかこうやってお散歩に行けたら…と半年以上待ち望んでいたことが、ようやく実現できて、すごく幸せです。
こういう感動を味わえるのって、ゆっくり成長している時の方が多いと思います。
言葉の遅い子が初めて単語を喋った時の感動。
全然食べなかった子が初めてお皿を空にした時の感動。
悩んだ分だけ感動するし、待ちわびた分、格別に愛おしいです。
明日で1歳8ヶ月。文章で話せる子も多い中、息子はまだまだ宇宙語です。これもそのうち聞けなくなるんだと思って、今のうちに沢山味わっておきます!
1歳5ヶ月歩かない。でこちらにたどり着きました。
今月末で1歳5ヶ月の息子がいます。
伝い歩きしかしないし、喋りもしません。
息子よりも後に生まれた子が歩いてるBlogや友達の話が最近憂鬱でした。
こちらのBlogに辿り着いて
もう少し気持ちを大きく持たなきゃな!って感じになれました。
ありがとうございます!
>さやさま
ご訪問ありがとうございます!!
あーーもう、めっちゃ気持ち分かります!
1歳5ヶ月頃って周りが続々歩き出し、喋り出して…って時期ですもんね(^_^;)
あの頃は「なんでうちの子だけ歩かないんだろう?」って気持ちでいっぱいだったけど、今となっては磨き抜かれた高速ハイハイや伝い歩きが懐かしいです。
二足歩行はこの先何十年も見られるのだから、この時期しか見られないハイハイや伝い歩きの動画をもっと撮っておけばよかったって後悔しています。(あの頃の私にそんな余裕は無かったんですが…汗)
最近(今2歳半です)は周りのおむつ外れが進む中、全くトイトレが進まないことに焦りを覚えていましたが、さやさんのコメントのお陰で私もまた「この子のペースに合わせてゆっくりでいいや!」って思い直せました。
ありがとうございます!お互いゆったりがんばりましょね!!
おはようございます
ブログを見てうれしくなりました
孫姫のことで悩んでいました
事情があり孫を預かって何事も遅いので悩んでいました
勇気が出ました
感動が増えました
>タンゴさん
ご訪問&嬉しいコメントありがとうございます!!
お孫さんでしたら、タンゴさんが子育てされてた時とも比較できてしまうし、余計に心配になりますよね…
でもそうやって心配してもらえる孫姫ちゃんは大事にされて、幸せ者なんだろうなぁって思います!!(って当事者じゃないから悠長なことが言えるんですよね…スミマセン…)
息子は3歳になっても未だにマイペースで、園の他の子と比べて焦ってしまうことも多々ありますが、タンゴさんのコメントのお陰でまた「この子のペースを見守っていこう」と思えました!
ありがとうございます!!